各種設定

各種設定は、サイトへ表示する予約カレンダー、予約の受け付け条件、予約変更の条件、料金計算、決済の利用、送信メールの選択、メールテンプレートの編集など、動作全体に共通する設定や編集を行います。

以下各種設定のタブメニュー毎説明します。

カレンダー / カレンダー表示の設定

ショートコードを利用して表示する予約カレンダーについて設定します。

  • カレンダーの表示
    ショートコードで指定された箇所に予約カレンダーを表示するかどうか設定します。管理者ログインしている場合はこの設定に関わらず、予約カレンダーを表示します(予約受付開始前の動作確認などで利用します)。
  • システムのCSS
    カレンダー表示に際し、本システムが提供する最少限のCSSデザインを設定したスタイルシートファイルを読み込みます。デザイン全般を独自のスタイルシートファイルに用意した場合、このファイルが不要であれば「使わない」に設定する事で、このファイルを読み込まなくなります。
  • 予約マークについて
    カレンダー日付内の客室予約状況を、残数に応じて予約状態を求め、予約状態に設定されたマーク(内容)を出力します。客室が予約可能な場合、aタグを利用して予約フォームへリンクが張られます。
    設定が空白の場合、客室の予約残数が数字で出力されます。
  • 空室数閾値
    予約状態は「予約不可・満室・空室残少・予約有り・全空室(予約なし)」の5つあります。
    閾値は「空室残少」となる値の設定で、「(客室数ー予約数) / 客室数 × 100」で計算した値と比較し、計算値が閾値以下であれば「空室残少」状態の判定となります。
  • 予約受付終了
    予約受付は、宿泊日の何日前まで有効かを示します。当日を示す「0」は設定可能ですが、当日24時前まで予約を受け付けますので利用する際は留意して下さい。

予約受付 / 予約の受付に関する設定

予約申込に関して、宿泊日数や客室数など予約条件を設定します。

  • 予約受付開始
    「受付ける」を設定して、カレンダーから予約フォームへ遷移する動作許可します。
  • 客室数制限
    1日の予約で許可する客室数を設定します。
  • 宿泊日数制限
    複数日の予約を許可する日数を設定します。
  • 連泊制限
    連泊以外の複数日の予約を許可しない場合は「する」を設定して下さい。
  • 規約の確認
    予約申込送信前の確認画面で、同意チェックを必要とする場合は「使用する」を設定して下さい。
  • 規約ページのリンク
    「規約ページURL」にaタグのリンクを設定します。
  • 規約ページURL
    宿泊予約の利用に関する規約ページを作成し、そのURLを設定して下さい。
  • 予約終了表示
    予約申込送信後、予約の検索・表示ページへ移動を許可する場合「表示する」を設定して下さい。画面に予約ID、メールアドレス、検索ボタンを出力します。予約の検索・表示ページへの移動を許可しない場合は「表示しない」を設定します。
  • リダイレクトURL
    予約申込送信後、独自の予約終了ページへ遷移したい場合、そのページのURLを設定して下さい。

予約変更 / 予約の変更、キャンセルに関する設定

予約した内容について、変更やキャンセルに関する条件を設定します。

  • 検索ロギング
    ログイン情報を記録する弊社のプラグイン(MTS Login Logger)を利用している場合、予約データの検索の際入力された検索情報を記録する事ができます。
  • 予約内容の変更
    予約済みデータは、宿泊人数とオプション注文数のみ変更できます。宿泊日、客室、プランの変更はできません。
  • 変更の受付期限
    変更を受け付ける場合、宿泊当日前からの有効期限を日数で設定します。
  • 連絡先の変更
    予約申込者のデータの変更を許可するかを設定します。
  • 変更の通知
    予約内容が変更された時、その内容をメール送信する場合に設定します。メールは予約者宛ですが、メールテンプレートのBCCに管理者のメールアドレスを設定する事で受け取る事ができます。
  • 予約のキャンセル
    キャンセルを受け付けます。キャンセルは予約データ全てで、複数の中から選択する事はできません。
  • キャンセルの受付期限
    宿泊当日前からの有効期限を日数で設定します。
  • キャンセルの通知
    キャンセルが実行されたとき、その内容をメール送信する場合に設定します。メールは予約者宛ですが、メールテンプレートのBCCに管理者のメールアドレスを設定する事で受け取る事ができます。
  • 過去の予約検索
    予約検索はこれから宿泊する予定のデータが対象になりますが、過去のものも含める場合に設定します。

料金 / 宿泊料金の設定

宿泊料金に関する設定をします。

  • 料金計算
    予約のみ受け付け、料金を提示しない場合は「しない」に設定します。
  • 料金表示
    予約フォームやメール内に料金を表示しない場合は「しない」に設定します。
  • 消費税
    料金計算において、消費税が内税か外税か設定します。外税に設定した場合、料金計算の合計に対して消費税額を計算します。内税の場合は料金計算の合計が消費税額を含めた金額として、消費税額を計算します。
  • 端数処理
    消費税額を計算したとき生じる小数点以下のデータについて、丸めの設定をどうするか選択します。
  • 消費税率
    消費税率を100分率で設定します。この値は設定した時点から有効になります。税率切替の際、予約に対して新旧分けた対応はできませんので留意して下さい。

決済 / 決済に関する設定

決済機能は本プラグインでは提供されていないため、別途他社製プラグインを利用する場合に、決済に関する処理について設定します。

 

  • 決済機能
    所定のプログラムを追加する事で、決済機能を選択する事ができるようになります。
  • 支払ボタンの表示
    予約データ検索後に表示された詳細画面へ、支払ボタンを表示する条件を設定します。「保留する」に設定した場合、予約データの「商品ID」にデータが設定されるまで支払ボタンが表示されなくなります。
  • 支払期限の設定
    支払ボタンの表示期限を設定して、支払受付期限を決めます。受付期限は、予約後何日以内か決める「予約日起算」と、宿泊当日の何日前から受け付けるか決める「宿泊日起算」があります。それ以外の設定はできません。
  • 期限の日数
    受付期限の日数を設定します。
  • 支払期限
    支払期限の設定が「宿泊日起算」のとき支払ボタンの表示期間を、宿泊日の「期限の日数」前から、宿泊日の「支払期限」日前まで、となるようにします。Ver.1.1で新たに追加された機能で、それ以前は宿泊日前日(1日前)まで有効でした。
  • 決済実行の通知
    決済処理システムと正常な連係処理が実行された結果、決済内容をメール送信する場合に設定します。メールは予約者宛ですが、メールテンプレートのBCCに管理者のメールアドレスを設定する事で受け取る事ができます。

E-Mail / 送信メールの設定

予約に関して、操作の結果をメールで送信する事ができます。以下に各メールとフロントエンドにおける操作を示します。

  1. 予約メール
    予約フォームを送信、予約を実行した時送信します。
  2. 変更メール
    予約検索後の表示で、変更を実行した時送信します。
  3. キャンセルメール
    予約検索後の表示で、キャンセルを実行した時送信します。
  4. 決済メール
    決済機能が有効で支払が実行された時送信します。

それぞれの処理でメールを送信する場合、予め名前を付けてメールテンプレートを登録して置く必要があります。多言語対応する場合は言語別に登録して下さい。

ここで登録したテンプレートを、送信する処理と言語別に選択設定します。

テンプレート / メールテンプレート文の作成

テンプレートの登録・変更をします。テンプレートを登録すると、「登録文」で選択して変更や削除ができるようになります。

テンプレート文を作成する際、「サンプル文」を利用する事ができます。サンプル文はプラグインディレクトリ内にある「models/MailForm.php」ファイルに用意されています。「読込む」ボタンを押すと画面にサンプル文が読み出されます。

サンプル文を予め用意しておく事で、利用者に合わせたサンプル文を提供する事も可能です。

  • テンプレートID
    テンプレート文に個別のユニークIDを設定して下さい。テンプレート選択の際はこのIDが昇順にソートされ、選択ボックスに表示されるようになります。また「E-Mail」で選択登録する場合の識別に利用されますので、変更は可能ですが一度選択された場合は変更しないようにして下さい。
  • To
    メールの固定送信先を設定します。空白にしておけば、通常は予約時に登録されたメールアドレスへ送信されます。
  • Cc
    複数へメール送信する場合、固定送信先を設定する事ができます。この送信先は予約者のメーラーに表示されます。
  • Bcc
    送信先を予約者に知らせる事なく、複数へ送信する事ができます。管理者宛に設定する事で、利用者が実行した結果をメール受信する事ができるようになります。
  • From
    メールデータ内のFrom項目に設定するメールアドレスで、通常はWordPressに登録されたサイト管理者メールアドレスが設定されます。
  • メール件名
    送信するメールの件名です。
  • メール本文
    メールテンプレート文です。テンプレート文内にはリプレースメント(記号)を埋め込む事ができ、送信前にリプレースメントを予約登録時の入力データと置き換えてメール送信する事ができます。

リプレースメントは次のものが利用できます。

予約データ

  • %APPLICANT_ID%
    予約テーブルに登録されたユニークIDです。通常利用しません。
  • %APPLICANT_STATUS%
    数字で表された予約データの状態です。通常は利用しません。
  • %ACCOUNTING%
    数字で表された清算状況です。通常は利用しません。
  • %USER_ID%
    ログインユーザーが予約したときのユーザーIDです。通常は利用しません。
  • %RESERVE_ID%
    予約時に発行、ユーザーに告知する予約IDで、検索に利用されます。
  • %BOOKING_DATE%
    予約の申込日です。通常は利用しません。
  • %CHECK_IN%
    チェックイン時間です。通常は利用しません。
  • %CHECK_OUT%
    チェックアウト時間です。通常は利用しません。
  • %HEAD_COUNT%
    宿泊人数です。通常は利用しません。
  • %CHARGE_TOTAL%
    宿泊料金合計額です。
  • %CHARGE_TAX%
    宿泊料金合計額に対する消費税額です。
  • %BOOKINGS%
    宿泊日、客室、宿泊プランなどをまとめた宿泊予約データです。
  • %PAYMENT_ACCEPTING% (Ver.1.1から)
    支払の受付開始日です(支払ボタン表示開始)。日付表示はyyyy-mm-dd。
  • %PAYMENT_EXPIRE% (Ver.1.1から)
    支払の受付終了日です(支払ボタン表示終了)。日付表示はyyyy-mm-dd。

申込者データ

  • %COMPANY%
    「会社・団体名」に入力されたデータです。
  • %SEI%
    「姓」に入力されたデータです。
  • %MEI%
    「名」に入力されたデータです。
  • %SEI_KANA%
    フリガナ「セイ」に入力されたデータです。
  • %MEI_KANA%
    フリガナ「メイ」に入力されたデータです。
  • %EMAIL%
    「E Mail」に入力されたデータです。
  • %EMAIL2%
    「E Mail確認」に入力されたデータです。通常利用しません。
  • %POSTCODE%
    「郵便番号」に入力されたデータです。
  • %PREF%
    「都道府県名」に入力されたデータです。
  • %CITY%
    「郡市区名」に入力されたデータです。
  • %TOWN%
    「町村番地」に入力されたデータです。
  • %BUILDING%
    「建物号室」に入力されたデータです。
  • %COUNTRY%
    「国名」に入力されたデータです。
  • %TEL%
    「電話番号」に入力されたデータです。
  • %MOBILE%
    「携帯番号」に入力されたデータです。

予約メールのテンプレート文サンプル

%COMPANY%
%SEI% %MEI% 様

この度は当施設をご利用いただき誠にありがとうございます。
以下の内容でご予約を承りました。詳細が確認できましたら後ほど予約完了の
メールをお送りします。なお、内容に不明な点などあった場合、こちらからお
問合わせさせていただく場合がございますのでご了承下さい。

翌日になりましても完了メールをお受け取りできないようでしたら、回線事情
などによりデータの喪失も考えられますので、お手数をお掛けしますがご連絡
下さいますようお願い申し上げます。

[予約ID] %RESERVE_ID%
[予約内容]
%BOOKINGS%
[申込者]
名前:%SEI% %MEI% (%SEI_KANA% %MEI_KANA%)
E-Mail:%EMAIL%
連絡先TEL:%TEL% %MOBILE%
会社・団体名:%COMPANY%
住所:〒%POSTCODE%
%PREF%%CITY%%TOWN%
%BUILDING%

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施設名
郵便番号
住所
電話番号
メールアドレス
http://www.example.com