宿泊プラン管理

宿泊プランは、特色のある宿泊予約システムを実現するためのマスタデータで、料金やオプション注文の設定項目などがあります。

プランには1つの「シーズン」を設定し、スケジュール管理で設定されたシーズンに合わせ、予約対象となるプランと客室が予約カレンダー上に配置されます。

プラン一覧

登録したプランデータを一覧表示します。

プランデータのIDは、予約カレンダーを表示するショートコードの設定で利用します。カレンダー上に表示する予約の対象となるプランを指定します。

プランデータ

宿泊プランに関わる重要な設定項目は次の通りです。

シーズン
シーズンはスケジュール管理を利用してカレンダーの日付に設定します。プランにシーズンを設定して予約日のシーズンと対応させます。同じシーズンに複数のプランが設定でき、ショートコードを利用した予約カレンダーで客室とプランを紐付けます。これにより複数のプランと客室を柔軟に対応させることができるようになります。
料金
料金計算方法は「乗算」と「表引」の2つがあります。「乗算」は宿泊対象者(大人、子供など)の単価に人数を掛けて合計する方法です。「表引」は料金表から宿泊対象と人数で表引きした料金を合計する方法です。
オプション
予約時に指定可能なオプションを設定します。オプションは例えば「朝食」などの項目で、単価を設定することができます。予約者は予約時に数量を入力します。

設定詳細

プランデータの設定画面は次の通りです。

プランの設定

  1. シーズン
    6種類の中から1つ指定します。シーズンは環境ファイルを編集する事で増減する事が可能です。
  2. 受付期間
    特定期間しか受け付けない特別なプランの場合に年月日を設定してください。
  3. 予約受付開始日時 (Ver.1.7〜)
    このプランの予約受付を開始する日時を設定します。予約カレンダーでは設定日時前なら「−」表示、以降になると予約フォームへ移動するリンクがセットされた予約状況が表示されます。
    日付指定が「–」の場合は同日扱いとなります。月末が30日の場合で受付開始月の月末が31日の場合は30日、31日両日が受け付けられます。
    未設定の場合は、予約カレンダー表示期間(ショートコードのパラメータ設定)が受付開始となります。
  4. 予約受付終了日時 (Ver.1.7〜)
    このプランの予約受付を終了する日時を設定します。
    未設定の場合は、各種設定「カレンダー」タブページの「予約受付終了」が受付終了日となります。
  5. プラン名
    フォームやメールやカレンダー上に表示する名称を設定してください。日本語以外利用しない場合、日本語以外は空白で構いません。
  6. 対象客室
    登録済みの客室が一覧表示されます。この設定は現在のところ動作と関係ありません。
  7. チェックイン受付 (Ver.1.7〜)
    「00:00」以外の設定をすると、予約フォームの入力でチェックイン時間のセレクト入力項目が利用できるようになります。
    これまで利用者によるチェックイン時間の入力項目はなく、データ登録時に環境ファイルで定義された時刻がセットされていました。

料金の設定

  1. 計算方法
    料金計算が「単価×宿泊人数」であれば「乗算」を、宿泊人数により料金が異なる場合は「表引」を利用します。宿泊日数によって料金が異なる設定はできません。
  2. 掲載金額
    予約カレンダーに宿泊料金を表示する場合、表示する金額を設定します。
  3. 料金表
    宿泊対象者別に人数毎料金を設定します。宿泊人数のインデックスは環境ファイルを編集する事で増減する事が可能です。

オプションの設定

オプションの設定はVer.1.6で機能が強化されました。詳細はサブメニューの「オプションの設定」をご覧ください。こちらの説明はVer.1.6より前の古い製品です。

予約フォーム上で数量を指定して入力するオプション項目が追加できます。プラン毎個別に追加可能ですが、他のプランで設定したオプションをコピーする事もできます。

新規追加ボタンを押すと、オプション項目を追加登録するため次のダイアログボックスが表示されます。

  1. オプションID
    同一プランで設定するオプションと重複しないIDを設定して下さい。このIDがHTML文やデータベースのインデックスなどに利用されます。
  2. 項目名
    予約フォームやメールに掲載されるオプションの項目名になります。日本語以外利用しない場合多言語は空白で構いません。
  3. CLASS名
    tableタグで表示されるオプション一覧に関し、trタグにCLASS名が挿入されます。空白の場合は挿入されません。
  4. 集合指定
    未使用
  5. 入力タイプ
    「ノーマル」以外は機能が実装されていません。
  6. 数量入力
    「する」にした場合はフォーム上で数値を選択するセレクトボックスを表示します。
  7. 数量セレクト
    セレクトボックスの下限、上限、初期値を設定します。
  8. 単価料金
    宿泊料金へ追加する場合金額を設定します。
  9. 計算方法
    「乗算」の場合は入力数と単価の乗算金額、固定の場合は単価金額を料金計算に含めます。
  10. 注意書き
    フォーム、メールに項目の注意書きを挿入したい場合、言語別に設定して下さい。