Ver.1.5 リリース版機能強化について
Ver.1.5における機能追加、改善の項目は次の通りです。
- リマインダー機能追加
サーバーのcron機能に同期し、宿泊日前にメールを送信できるようになりました。 - 自動キャンセル機能追加
予約データの「精算」が済みでない予約に対して、サーバーのcron機能に同期して自動キャンセルすることができるようになりました。 - メールテンプレートのテンプレートIDの隠蔽
テンプレートIDはランダムで採番されますが、これまであった編集項目を削除しました。 - 予約フォームに「連絡事項」項目を追加
予約者が予約フォームで問合せなどに利用する、入力項目が用意できるようになりました。 - 連絡先入力項目を管理画面で設定
予約者、宿泊者の連絡先入力項目の設定を、各種設定画面から設定できるようになりました。 - 宿泊者の連絡先入力データの表示形式変更
入力データの表示に関しtableタグからdivタグに変更、表示デザインを変更しました。
詳細について改善点はこのページで解説します。機能追加については説明ページをご覧ください。
アップグレード作業について
本アプリケーションはシステムの性格上、メンテナンスは日本国内のみでの対応に限定しております。そのため、WordPressが用意する自動更新機能を利用しておりません。サイトをアップグレードする場合、ご利用のサーバーやWordPressに知識のある技術者の方が実施してくださるようお願いします。アップグレード作業の失敗について補償はございませんのでご留意ください。
以下操作手順です。
1.データベースのバックアップ
WordPressが動作する重要なデータはすべてデータベースに保存されています。サイトの修復はデータベスのバックアップがあれば容易です。作業を開始する前に必ずデータベースのバックアップを実施してください。ファイルの書き替えはプラグインのディレクトリ配下にあるファイルのみとなります。
2.プラグインの置き換え
管理画面からプラグイン動作を停止し、FTPを利用して古いプラグインを削除するか、プラグインディレクトリ以外のディレクトリへ移動してください。
本システムにおいてFTPを利用せずWordPressのプラグイン管理画面から削除を実行すると、これまでの設定データを削除する事がありますのでご注意ください。
3.設定データの再設定
管理画面からプラグイン動作を有効にしてください。本システムはこのタイミングで、新しいテーブルを利用する場合はデータベース上に作成しています。
その後、各種設定を再保存します。これは機能改善や追加により設定項目が増えたり、新しい設定画面が追加された場合、それらのデータを追加登録するための作業となります。
今回のバージョンアップでは、予約プランや客室データの変更はありません。
4.表示のトラブルについて
アップグレードはサーバーで動作するプログラムの他、フロントエンドで動作するJavaScriptや表示に関わるHTML、CSSの改造が含まれています。
サイトの表示は、ブラウザーのキャッシュ機能により新しいCSSファイルやJavaScriptファイルを読み込まず、キャッシュデータが利用されることがあります。
正しく表示されないようであれば、ブラウザーのキャッシュデータをクリアして動作を試してください。
改善点の詳細
Cronを利用した新しい大きな機能追加の他、追加や機能の改善をいくつか実施しました。大きな機能については別途解説ページを用意し、ここではその他の機能をまとめて以下に詳細を説明します。
メールテンプレートのID設定編集項目を削除しました
各種設定のメールテンプレート文の作成で、以下のテンプレートIDの設定編集項目を削除しました。
予約フォームに連絡事項(メッセージ項目)を追加しました
予約フォームを送信の際予約者がメッセージを送信できるように、メッセージの入力項目を利用できるようにしました。設定は各種設定の下図に示した項目です。
予約者、宿泊者の連絡先入力項目の選択を各種設定で設定できるようにしました
これまでプラグインに提供されるプログラムファイルを編集する事で選択、設定できるようになっていましたが、これを各種設定の以下の画面上で設定できるように変更しました。
プラグインアップグレードの際は、この各種設定画面を保存して書き直してください。