Ver.1.7 機能強化について
Ver.1.7における機能追加・改善項目は次の通りです。
- Web予約受付時間設定
Webサイトで予約の実行ができる時間帯を設定する - 予約受付開始・終了日時設定
各宿泊プラン別に予約の受付開始と終了日時を設定する - 宿泊人数の最少人数制限
客室データの設定人数を下回る場合はエラー表示 - 宿泊者連絡先の宿泊人数必須入力
宿泊者の連絡先入力が宿泊人数を下回る場合はエラー表示
各機能を利用する設定データや機能の詳細は以下の通りです。
Web予約受付時間設定
設定は各種設定の予約受付タブページです。

Webサイトの閲覧は、通常24時間いつでも可能です。そのため閲覧者は時間に縛られることなく、予約をいつでも実行できる、というメリットがあります。
この設定機能は、予約操作を1日の中で時間帯を決めて実行できるようにする機能となります。
時間帯を設定するとサイト訪問者は、設定された時間内で予約操作を実行しなければならなくなります。予約フォーム入力中に設定時間を超えた場合は、処理は中断され予約ができなくなりますので注意してください。
予約受付開始・終了日時設定
設定は宿泊プランデータです。

予約を受け付ける期間の設定は、未設定の状態(これまでの動作)では受付開始は予約カレンダー表示期間と同じで、ショートコードのパラメータ「months」の設定(デフォルトは6)で決まります。一方、受付終了は各種設定の「予約受付終了」日設定により決まります。
この受付期間について新しく、宿泊プランで受付期間を時刻まで決めて設定できるようになりました。
受付開始の設定はまた、日付について「同日」の設定を用意しました。同日の設定で当月と受付開始月の月末が異なる場合、当月の月末になったところ受付開始月の月末まで予約を受け付けます。
チェックイン受付
時間帯を設定する事で、予約フォームにチェックイン時間の入力項目が用意されるようになりました。この設定はプラン別のため、通常はチェックイン時間の入力項目はなく、データには環境ファイルに設定された時刻がデフォルトで設定されます。

宿泊人数の最少人数制限
設定は客室データです。

選択された客室の宿泊人数制限は、プランと関係なく客室データの定員数が上限となりますが、最少人数の制限はこれまで1人でした。
この最少人数の制限を設定できるように、新たに「入力最少人数」項目を用意しました。この客室を選択した場合、最少人数未満の入力で予約を実行することができなくなります。
この機能を利用する場合、同タイプの客室であっても客室データを分けて登録しておくと良いでしょう。
宿泊者連絡先の宿泊人数必須入力
設定は各種設定の予約フォームタブページです。

予約フォームに入力する連絡先は宿泊者と異なる事があります。そのため、「緊急連絡先」として宿泊者の情報を入力する機能が用意されています。この機能は上図の「宿泊者連絡先登録」を「使用する」、と設定する事で機能するようになります。
ただし入力操作を軽くするため、1人以上の入力があれば予約を実行できるようになっています。
新しく追加した機能は、宿泊人数全員の入力がないと予約を実行できないように、「宿泊者連絡先入力」の「必須」設定を用意しました。
が、それぞれ異なる宿泊者かデータの内容は比較しておらず、予約は人数分の入力があれば実行されますので留意してください。
その他の追加機能
各種設定の「予約変更」タブページにおいて、以下の2つの期限設定について「時刻」を決められるようにしました。
- 変更の受付期限
- キャンセルの受付期限

その他の変更に関わる注意点
- フロントエンドに出力する文言について、「DataResource.php」ファイルから「lang/Translation.php」ファイルへデータ設定への移設を継続していますが、Ver.1.7でも同様に作業を実施しております。
- フロントエンドに出力する予約カレンダー表示、予約フォーム表示のデザインについて、スタイルシートの設定を書き替えている箇所があります。
アップグレード作業について
操作手順を以下のページに用意しました。